『グダグダなダメ出しとアメリカのリゾート地』7月26日(月)
勤めている会社の社長と共同創業者のOさん(女性)から呼び出される。
ダメ出しである。
社長「君はね、商談に対してあきらめが早すぎるんだよ。」
などとひとしきり言われる。
僕「僕は、自分のメンタルが弱いことを自覚しているので、あまり負荷がかかり過ぎないようにわざと一定以上は頑張らないようにしているんです。」
と、経営者であれば聞きたくないような開き直ったような泣き言をシレっと言ってみる。
Oさんは過去に会社にいたという僕の知らない社員の名前を出して、
「そうそう、〇〇君は本当に頑張り屋だったけど、最後はつぶれてしまったのよ」
と言う。
社長は急に手の平を返して、
「うんうん、俺もあきらめの早いのには賛成だ」
と真逆のことを言う。
それ以上は言わなくなる。
社長はなぜか、自分のは着古しの赤茶っぽい色のズボンを僕にくれる。
あまり似合わなさそうだと思いながら、ズボンをはく
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ズボンをはくと、次の瞬間、飛行機の中にいた。
飛行機はどこに行くのだろうか。
わからない。
見回すと、大学の頃の女友達がいて、水着姿で浮き輪を胴にはめた状態で座席に座っているのが見えた。
「どこに行くの?」
と聞くと、
「アメリカのサントワナという場所に行くんだよ。リゾート地なんだよ。」
と言う。
聴いたことないけれど、きっと素敵なリゾート地なんだろうなあ、と思う。
『総天然色のブルース・リー』7月25日(日)
黒人の若い女の子と連れ立ってレストランに行くと、アクション俳優のブルース・リーがこちらへ歩いてくる。
え、生きていたの?
でも何かおかしい。
周囲の風景や人々はカラーなのに、彼だけが死者のベールのようにモノクロの影をまとっているのだ。
「Mr.Lee, it’s really nice to meet you!」
と握手を求めると、彼は気さくに握手に応えてくれる。
すると、握手をした手から少しずつ全身がカラーに変わっていく。
ブルース・リーは生きている!
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