『イグアナの子どもたち』11月24日(水)
幼馴染のA君や数人と一緒に小川をさかのぼっている。
せせらぎは心地よい音を立てて流れている。
どんどん行くと、
「ここだここだ」
と誰かが言う。
流れを覗くと、体長5㎝ほどの魚のような生き物が盛んに泳いでいる。
持っていた網ですくうと、茶色っぽい生き物が数匹獲れる。
その生き物はイグアナの子どもなのだと言う。
それをビニール袋に詰めて持ち帰り、しかるべき施設に寄付して飼ってもらうことになっているのだが、なぜだかA君やほかの人達は川の中の割と大き目の石ころをたくさん拾い、袋の中に一緒に詰めようとする。
そんなことをしたらイグアナがつぶれて死んでしまう!と言って慌てて出すのだが、彼らは構わず詰めるので、僕は気が気ではない。
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