サウナに行ってきた(ヌシに遭遇?!)『宿川原(しゅくがわら)浴場』神奈川県川崎市多摩区

サウナ

日曜日の昼下がり。

ちょっと時間ができたので車でいけるサウナを探して、『宿川原(しゅくがわら)浴場』というのがあったので、行ってみました。

僕は車で行きましたが、JR南武線の宿川原駅から歩いて2分。アクセス良いですね。

GoogleMapより

古き良き、といった感じの佇まいですね。

料金や営業時間など

料金は銭湯のみだと490円。サウナ込みで600円でした。結構お安め。

事前にGoogleMapで調べたら日曜日は午後2時から、とあったので、2時少し前に着いてみると、もうすでに開いていました。

靴箱の隣には傘箱がありました。縦にそのまま入れる面白い形。

中に入ってお金を払って、受付の向かって右手が男湯でした。

サウナの人は黄色いバスタオルを借ります。

ロッカーは横に長いタイプで、これも結構珍しいような。

お風呂

お風呂は2つで、左側がマッサージ風呂(3人分)で、右側は泡がブクブクしているバイブラのお風呂です。

公式には2時開店なのに、2時前に入ったらすでに20人くらいの人が入っていました。後からわかりましたが、どうやら1時半頃から開いているみたいです。

川崎市銭湯 宿河原浴場|川崎市浴場組合 (kawasaki1010.com)より

お風呂、熱いです。43~44℃くらいでしょうか。

僕は熱めも好きなので大丈夫ですが、苦手な人は厳しいかも。

サウナ

川崎市銭湯 宿河原浴場|川崎市浴場組合 (kawasaki1010.com)より

サウナは2段で、上下で最大4名ずつ座れそうですが、実際には全体で6名くらいが限界ぽいです。

写真の窓から脱衣場の方が見えます。

温度は最初入った時は88℃くらいだったのが、サウナストーブがだんだん調子を上げて来るのか、3回目入った時には95℃に近づいていました。(温度計は横河計器。12分計はKENKO。)

外に「スピーディな発汗」と書いてあった通り、汗が結構出てきます。

水風呂

水風呂はサウナ室のすぐ外。

頑張れば2人入れるくらいの広さです。

水温計が壊れており、正確な水温が分かりませんが、20℃とかでしょうか。

見ている限り、みんな水風呂に入る前には汗をしっかり流していてマナーも良くて気持ち良いです。

休憩スペース

休憩スペースは、脱衣場の真ん中にある四角い大きなベンチか、窓際の喫煙スペースの方にある2人掛けくらいの長椅子です。

この日は外からも風があってとても気持ちよかったです。

と、ここまでは良かったのですが…。

ヌシに遭遇

よく、女性のサウナではヌシのような人がいて何か言われたりすることがあると聞いたり読んだりするのですが、僕は男性のサウナに入っていてそういう人に出会ったことがありませんでした。

3回目にサウナに入った時に、僕の直前に入った哀川翔みたいな感じのおじさんが、僕が入るなり隣の別の人に話し始めました。

「最近よぉ、一見(いちげん)みてえな客が多くて嫌だな。サウナブームだかなんだか知らねえけどよ、土日になるとにわかサウナファンが来るだろ?そういうやつはスーパー銭湯にでも行ってりゃ良いんだよ。ふざけんなってんだよな。」

これは、僕に向かって言われているとすぐにわかりました。

老舗の銭湯でサウナハットをかぶっている僕は明らかに一見ぽく浮いていているし、実際初めて訪れたわけで。

喧嘩っ早い人であれば口論になるか、へたすれば殴り合いとかになってもおかしくないかもしれませんが、怒りがすぐに行動に出ない僕は嫌だなあ、と思いながら耐えて聞いていました。

最初に話を聞いていた常連は特になにもコメントすることも無かったのですが、もう一人別の常連が入ってきて(哀川翔の子分ぽい関係?)

「1時半の組のやつらが出て行ってくれたからやっと空いてきましたね!」(ここで1時半から開いていることがわかりました)「だな!」

などと二人で大声で話し出したところで僕はもう嫌になって出てしまいました。

水風呂に入りながら、彼らの気持ちもわからないでも無いかな、とは思いました。

自分たちが毎日のように(?)通っているサウナにブームだからといってやってくるよそ者は敵のようなものなのかも知れません。

(僕自身はあまり何かの常連になったり、帰属意識を強く持つ方ではないので、やっぱりわからないといえばわからないのですが…。)

彼らが払ってきた利用料金でこの銭湯は成り立ってるんだ!といった自負のようなものもあるのかもしれません。

でも、常連だけではなく新しい客もつかなければ銭湯は結局立ち行かなくなり、彼ら自身が困ることにもなるのでは?とも思いますが・・・。

モヤモヤしながら脱衣場で着替えていると、さっきの哀川翔ぽいおじさんが出てきて、フロントに何か言っています。

どうやら、率先してサウナマットを自主的に替えているようです。フロントの方も結構高齢に見えたし、常連がそういったことをやっているのですね。

たしかにサウナマットは汗でかなり湿っていました。

そういう姿を見ていると、きっとこの人は仲間になると仲間に対しては良い人なんだろうなあ、と思いました。

でも、やっぱり僕自身はこういう人とは仲間にはなりたくないなあ、と、やっぱりモヤモヤしていました(笑)。

世の中にはたくさんのサウナがあるので、よほどのことが無ければ再訪は無いかなあ、と思います。

哀川翔(なんとなく似てるだけ)の思うつぼだけど、まあいいかあ。

煙突には宿川原浴場ではなく「宿の湯」とありました。

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