『I君の家へ』5月23日 日
幼馴染の友達I君と自転車に乗って地元の道を走っている。
僕らは誰か友達の家に向かっている。
30分ほど走り続ける。
途中で、その友達の家というのは、他ならぬI君の家であることに気付く。
でもなぜかI君自身ははじめてその家に行くかのように思っているようだ。
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家族で銭湯に入り、外に出る。
そこには売店があり、人間の腰くらいまである大きな甕(かめ)が並んでいる。
また、そのそばにはスイカほどの大きさの柑橘類がゴロゴロと置いてある。
その柑橘類を甕に入れてハチミツ漬けにする時期のようだ。
子供たちはしきりに買って欲しがったが、家に持ち帰って仕込むことが大変そうなので必死でそれを止める。
『虫の羽化』5月22日 土
実家のある東京の田舎。
家族と共に帰省している。
セミの幼虫を捕まえてきたようで、家の中でそれが羽化する様子をみんなで見守る。
僕の母も一緒に見ている。
虫の身体は茶色がかった半透明で、素晴らしく綺麗だ。
見ている僕たちの存在のせいでうまく成虫になることが出来ないと可愛そうなので、庭の木のそばにつれていってやる。(蝶を虫かごで羽化させた時にうまく飛べなかったことを思い出したのだ。)
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息子のファイル整理を手伝う。
ファイルはたくさんあるのだが、中身がちゃんと入っていなかったり背表紙に何も書かれていなかったりと、整理しようにもうまくできないことにいら立つ。
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