『姉～郷ひろみと腕相撲』2月7日（月）
姉が僕に
「腕相撲をしよう」
と言う。
見ると、姉の腕はとてつもなくふくれあがり、僕の腕の4倍ほどの太さである。
いつの間にこんなに鍛えたのだ…。
絶対負けそうなので嫌だったが、どうしてもと言うので受けることにする。
組み合うと、姉はいつの間にか郷ひろみになっている。
郷ひろみになっても腕の太さは健在である。
レディー、GO！
あっという間に勝負がつく。
僕が少し力を入れると郷ひろみはあっけなく敗れた。
この腕の太さ、こけおどしなのか。
郷ひろみはちょっと女性的な仕草で気まずそうにしている。
姉だった時の名残りがあるのかもしれない。
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