仕事のついでがあり、小田急線の鶴間駅からほど近い、『菊の湯』に行ってきました。
着いてから気づいたのですが、何年も前にも来たことがありました。その頃はサウナには全然興味なかったんだよなあ。
アクセス
歩いて6分ほど。
生活感のある住宅街を通ります。
昔から、住宅街を歩くと懐かしさというかノスタルジーを感じます。
料金
料金は大人料金490円。サウナは追加200円で大小のタオルとバッグを借りられます。
女性用のサウナはいま壊れているようです。
脱衣所
脱衣所はロッカーが並んでいるオーソドックスなものです。
一角にはヨレヨレの漫画がドッサリありました。
注意書きには「湯船、水風呂内で本を読まないでください」とあります。
じゃあなぜこんなにヨレヨレ?と思ったのですが、すぐに謎が解けました。
お風呂
さきほどの写真にあったように、超音波風呂、バイブラ、電気ぶろなどがあります。
温度は41~2度くらいで気持ちよかったです。
サウナ
写真は見つからなかったのですが、ドライサウナで頑張れば上下2段で合わせて6名入れそうな感じの広さです。ただ、新型コロナの影響で4名まで、と貼り紙がありました。
入ると、一人の人が漫画を読みながらサウナに入っていました。
たしかに脱衣所の貼り紙には「サウナで読まないように」とは書いていなかったので、どうやらお客さんがサウナで漫画を読む文化があるのかもしれません。だからみんなヨレヨレだったのか。
温度は88度くらい。
十分熱くて、汗がすぐ出てきます。
(すぐ汗が出る体質なのもあるかも。)
12分計は無くて、5分の砂時計が壁にくっついていて、近くに座った人がひっくり返しています。
終始壊れた洗濯機のような、換気扇のような音が鳴っています。
テレビも音楽もないのは個人的にはありがたいです。
刺青が無い方がマイノリティ?!
ここの銭湯、刺青の人の率がすごく高いです。
一時などは刺青が入っている人の方が多いくらいで、入っていない僕はマイノリティな感じでした。
その人の歴史を感じさせるので、個人的には銭湯とかで刺青の人を見るのは嫌いではないです。
結構年配(70代くらい?)の痩せた方の全身に、他の誰よりも気合の入った刺青が入っていたのにはちょっと感動しました。
むしろ若い人たちはファッション的な刺青で、梵字が入っていたり、筋彫りで終わっていたり。
自分で入れようとは思わないけど見るのは好きだなあ。
水風呂
水風呂は蛇口から常に水が共有されていて、水深もそれなりにあってよかったです。
最近よくあるような15度とかのレベルではないですが、長く入っていられるのでそれはそれで気持ち良いです。20度くらいなのかな?
休憩スペース
休憩スペースは特になくて、洗い場用の椅子を持ってきてちょこんと座り、お休みします。
全体的に
サウナも水風呂も気持ちよかったです。
ちょっと怖そうなお兄さんが多いですが、帰り際に靴箱の木の鍵をベンチに置き忘れそうになった時、
「怖そうだなあ」と思っていた人から
「あ、忘れてるよ!」
と満面の笑みで言われた時には、ちょっと怖がっていた自分を恥じました。
いつも人との間に壁を作っているのは自分なんだよなあ。
ボンワリ良い気持ちになりながら、駅までの道は気持ちよかったです。
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