『夜の首つり死体』6月28日(月)
夜の山の中。
山頂付近には遊具が置かれている。
寂しげなアスレチック遊具がうす闇の中にたたずんでいる。
遊具からは何かロープで垂れている。
嫌な予感がする。
それは首つり死体だと遠くからでもわかった。
逃げ出したかったがそうしなかったのは、その死体がまだ幼い女の子のものだと分かったからだ。
見たところ小1くらいで自分の娘とほとんど変わらないくらいだ。
近寄ると、物陰から笑いながら2人の小学校高学年くらいの男女の子供たちが走って逃げていく。
あ、っと思うと首つり死体だと思った女の子自身もロープを解いて笑いながら走っていく。
いたずらだとわかって安心しつつも怒りが沸いてくる。
追いかけると彼らは小さな小屋に入り込む。
ドアを開けると、男の子は自分の息子だとわかった。
叱ろうとすると、彼らはまたどこかへ逃げて行ってしまう。
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