『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』髙井浩章 著 株式会社インプレス

本の紹介

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おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ) [ 高井浩章 ] 楽天市場

この本は、中学2年生の男の子サッチョウさん(本名は木戸隼人)と同じ2年生の女の子ビャッコさん(本名は福島乙女)が部活とは別の「そろばん勘定クラブ」という週に1度のクラブに入るところから話が始まります。先生は身長2メートルもあるハーフ(に見える)カイシュウさん(本名は江守さん)。物語はカイシュウ先生が二人の子供たちと、おカネとは何なのか、働くとはどういうことか、経済って何だろう、といった疑問に対して一緒に考えながら答えを出していく、いったものです。児童文学のような文体・読み味で、とても読みやすい本ですが、大人が読んでも面白くためになると思いました。特に僕はイイ大人のくせにおカネ音痴なので、結構難しい部分もちょいちょいありましたが。

この本は実は、経済記者である著者の髙井さんが家庭内で娘たちのために7年かけて連載していた小説がもとになっているそうです。しかし、家庭内で連載小説って面白いですね!

物語の体裁になっているので、あまり内容について書くのはよくないかな、と思いますが、たとえば、冒頭の方でお金を手に入れるにはどんなものがある?という質問が投げかけられます。

「かせぐ

ぬすむ

もらう

かりる

ふやす」

まではスムーズに出てくるのですが、6つ目の答えは難しく、物語の終盤まで持ち越されます。

主人公たちは中学2年生の子供たちですが、読者も一緒になっておカネの仕組みや世の中の仕組みを改めて学ぶことが出来ます。日本の公教育では人生の中で役に立つおカネに関する勉強と言うのは圧倒的に足りていないですが(これからは少しずつ変わっていくのですかね)、そういった教育を受けられなかった僕のような大人に対していまさらながらに補講をしてくれるような良い本だな、と思いました。

お金の勉強と言えば、最近youtubeの両学長 リベラルアーツ大学 – YouTubeというチャンネルの動画をよく見たり聞いたりしています。両学長は高校生で起業してから30代の現在まで様々な事業を立ち上げて成功してこられた方ですが、最初は家族や友人にお金の知識を学んでもらおうと始めたYouTubeが徐々に人気を呼んでいまは130万人以上の登録者になっているそうです。

両学長の話はとても分かりやすく、様々なテーマで動画が作られていますので、ご興味あったら是非知りたいテーマから聞いてもらえると良いと思います。また、このYouTubeで話してきた内容を本にもまとめられていて、こちらも大変おススメです。この本は最近書店でも良く置かれているので見かけた方も多いかもしれません。

本当の自由を手に入れる お金の大学 [ 両@リベ大学長 ] 楽天市場

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YouTubeでも書籍でも

貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う の5つの力

を鍛えよう!と繰り返し言われていますが、僕も少しずつ人生を豊かにするために取り組み始めたところです。

是非こちらもチェックしてみてください。

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