ヨガをはじめて1年半近く経ちました~ヨガの効果

ヨガ

新型コロナで在宅勤務が始まった2020年4月頃、妻の通っていたヨガ教室も対面でのクラスができなくなり、5月頭にオンラインヨガが始まりました。

ヨガにはなんとなく興味があったので、僕もおそるおそる参加させてもらうことにしました。それが、いまでは生活の中にヨガが無くてはならないものになってきました

ヨガというと、女性がやるもの、というイメージの人も多いかもしれません。

(知り合いの男性は「あれは女のやるものだろ」と言っていました(笑)。)

また、新興宗教と結びつけて考えてしまって「なんだか怖い」と思う人もいるかもしれません。

でも、ヨガは女性がやっても男性があっても等しく恩恵を受けられるものだし、現代のヨガは宗教的な背景は無しに楽しめるものだと、自分が続ける中で実感しているところです。

まだまだはじめてから日が浅いですし、僕が偉そうに言えることはないのですが、僕がヨガをやっていて感じていることを改めて書きたいと思います。↓前に書いたことと重なることも多いかもしれませんが。

ヨガについて | 雨の星 探検記 (amenohoshi.com)

自分や自分の心と向き合うことができる

現代人の多くは、忙しく過ごしている中でいろいろなことを抱えたり考えたりしている反面、いま自分自身が何を考えているのか、感じているのかということに気持ちが向かわず、心の声に耳を澄ますことが少なくなり、鈍感になってしまっているのではないでしょうか。

僕もまさにそうで、なんとなく忙しく毎日が過ぎていくのに、どこか所在ないような生きている実感が薄いような感じがありました。

でもヨガで身体を動かしながらいろんなポーズをすることによって自分の身体の硬さや、(時に)痛みや、心地よさに気持ちが向くようになります。それはとりもなおさず、自分自身の心を見つめることにつながっていきます。身体と心はつながっており、お互いに作用しあっているからです。

心は形のないものですし、絶えず変化するものですが、ヨガで身体にアプローチすることにより少しずつでも心を感じる力が育つように思います。

心に向き合うと、自分がしたいこと、するべきことに気づける

心に向き合えるようになってくると、僕たちは自分のためになっていること、やめた方が良いことなどに気づきやすくなるのではないかと思います。

僕自身も、20代の頃から毎日のように飲んでいて常習していたお酒と向き合ってやめることができました。

お酒は身体に良くないし、お酒がきっかけになって自分が太っているということにもずっと気がついていました。でも、そこに本当に向き合うことができていなかったと思います。頭でわかることと、心でわかること、感じることはやっぱり違うのだと思います。

やめたいやめたいと思いならがも、本当にお酒やめるぞ!となったのはヨガをはじめてから半年とちょっと過ぎてからなので僕もだいぶ鈍感だと思いますが…、(そしてお酒の中毒性の高さがうかがわれますが、)年末年始の区切りを利用して2020年の年末からお酒を断つことができました。

他には、食事に関しても心や身体が本当に求めるものを摂るようになってきました。

炭水化物を少なくし、炭水化物をとる際には極力、食物繊維などの栄養が多く残った5分づき米などを摂るように心がけ、白米や小麦粉はあまり摂らないようになりました。純粋な砂糖や人工甘味料、添加物なども同様にできるだけ減らすようにしています。タンパク質や野菜、発酵食品などは多めに摂るようにしています。

その結果、2020年の年末頃に比べると10キロほど減って、それをキープできています。いまの体形は、頭ではなく心が望んだものでもあります。

どんな時でも心を落ち着かせることができる練習

ヨガではいろいろなポーズをとりますが、足の筋肉が辛かったり、手が辛かったり、呼吸が浅くなったり、いろいろな「ちょっと不自然なポーズ」がたくさんあります。

ヨガの先生がよく言われるのは、そういった少しつらいポーズの時にでも、くつろぐことができることを目指しましょう、ということです。そういったポーズの時こそ体の力を抜いて、呼吸を深く長く保つように心がけます。

脱力と深い呼吸は心の安定につながります。

そういったポーズに慣れてどんなポーズでもくつろいで安らげるようになると、日常の中で何かあっても心の平静を保てるようになると言います。

僕自身はそんな境地にはなかなかなれていませんが、そこを目指して頑張りたいと思っています。(頑張ると言っても肩の力は抜いて。)

ヨガは自分の心の状態に敏感になることであるのと同時に、心の平静を保つことにもなる、という一見正反対にも見えることを同時にやろうとしているのは面白いことだと思います。

他人との比較を一時捨て去ることができる

ヨガには他人との競争がありません。また、そこには優劣すらないのではないかと思います。もし優劣や比較があるとすれば、それは自分自身との優劣や比較なのだと思います

ヨガでは、昨日より今日、今日より明日、と言った形で自分の進歩に感動することができます。前屈をした時の深さが変わったり、何かポーズをとったときの手の伸び方が変わったり、そんな微細な変化に気づいて感動することができるのです。

その時に誰かと比較して自分はあの人より前屈が深くできないからダメだ、ということは考える必要が無いと思います。ただただ、自分の身体と心と向き合えば良いのです。

普段生きていると、会社にいても、学校にいても、他人との競争や比較ばかりに明け暮れているように思われます。

でも、ヨガをやっている時にはそれを一時忘れることができるのです。そして、もしかするとヨガ以外の自分の人生の様々な局面においても、実際はそんな競争や優劣といったものは本当には存在しないのかもしれない、それは心が作り出した幻想なのかもしれない、と思えるようにもなるのかもしれません

幸せに近づくことができる(きっと)

競争や比較は心が作り出した幻想だと思えた時に、それは幸せを感じることへの近道を見つけたことになるのかもしれません

幸せだなあ、と感じることは誰かより優れていたり、お金を持っていることではない。ただ、自分がいま与えられている、手にしている小さなことにでも満ち足りて幸せだと感じることができれば既にその人は幸せなのです。(生活に必要なお金はもちろん必要ですし、お金を否定するわけではありません。)

ヨガで自分に向き合うということの先にはそんな幸せが待っているのではないかな、と最近僕は思っています。

ヨガで何かを得たとしたら、今度はそれを周りの人に分けてあげましょう、と先生がよく言われます。この文章で誰かがヨガをはじめてくれることがあったら、こんなにうれしいことはありません。

ヨガをはじめよう

ヨガをはじめようと思ったらYoutubeなどでもたくさん動画がありますし、オンラインのヨガ教室やリアルな教室でのヨガもたくさんあります。

まずはとっかかりやすいところから是非軽い気持ちで試してみて頂けたらと思います。

今回は心への効果について多く触れましたが、もちろん身体の健康を保つという意味でもとてもおススメです。

僕たちの人生は長くなってきていますから、できるだけ健康に長生きしていきたいですよね。

今日は多摩川の河川敷で青空ヨガというのに参加してきました。

秋の清々しい空気の中で自然を感じながらとても気持ちが良かったです!

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